ZOHO CRM 試してみた #8

ZOHO CRMからデータを取り出して利用する必要があったのでやってみました

気になった点(3)

特に気になった点というわけではないですが

ZOHO CRMからデータを取り出して、外部データベースとの間でレプリケーションするためには、ZOHO側で削除されたレコードを補足する必要があります。※ 更新や追加は、これまで書いてきた仕組みを使ってアプリを書いておけばバッチ起動で連携できますね

外部データベースは閲覧オンリーとして、更新はZOHO CRMからのみとします


これを実現するために、管理者権限でZOHO CRMの「設定」をみると

自動化

というメニューがあり、そこにサブメニューとして以下のものが並んでいました

  • ワークフロー
  • プロセスの自動化
  • 予約
  • Webフォーム
  • 割り当てルール
  • 問い合わせのエスカレーションのルール
  • 承認プロセス
  • 得点ルール

何となく意味合いが推測できますが、削除トリガーのようなことをするには

ワークフロー

を使って簡単に設定することができました

レコード削除を補足したいモジュール(タブ)毎にワークフローを定義します

基本的な設定イメージはこんな感じです

  • ワークフローを生成
  • モジュールを選択(例えば取引先)
  • 実行のタイミング(いつ?)を設定
  • ルールを適用する条件(どのデータ?)を設定
  • アクション(すぐに実行する処理)を設定

これだけです

アクションには、メール通知やWeb通知が設定できますので

Web通知

を選択して、POST送信のパラメータとしてレコードIDを指定しておきます

つまり、外部システム側に、レコード削除をPOSTで知らせて、外部データベース内の該当レコードを削除する処理をPOSTを受け取るアプリとして書いておけばよいということになります

実際、試してみると、思惑通り動いてくれました 

リアルタイムで同期を取る際には使えますね  ('◇')ゞ

➡  近いうちに次の記事を書きます

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