Salesforce から ZOHO CRMへの移行-1

要件分析と整理

まずはSalesforce (Sales Cloud) の利用実態の把握と移行すべきデータの確認を行う。合わせてプロジェクトの大まかなタイムラインを提示。

  • 利用中のオブジェクトと関連リスト、項目をリストアップしGoogleシートに記載し関係者と共有
    • 項目はデータタイプ(テキスト、数字、選択リスト、数式など)を明記
  • 移行対象とするオブジェクトや関連リストの確認
  • 移行不要と思われる項目の確認(シート上でグレイアウトする)
  • 移行不要と思われるデータの確認(移行する必要のないデータは移行前に除外する)
  • レポートやダッシュボードは、必要なものはZOHO側のレポートを利用するか作成すればよいので当プロジェクトの範囲外とする
  • 見積書テンプレートは適宜、ZOHO上で新規作成とする
  • フィードと添付ファイルの移行については要検討
  • タイムライン
    • 最初の7日間:
      • 要件分析と整理、移行のための技術情報調査と検証、ツール等の準備と動作確認、移行データの洗い出しと整理、マッピング表の作成
    • 次の7日間:
      • マッピング表に基づき ZOHO CRM (本番移行環境)上でのタブや項目追加・編集作業、移行プロセスの試し打ち(検証と課題の確認)
    • 次の7日間:
      • 移行プロセスのシミュレーション(実際にSalesforceから抽出した全データを移行させてみて、問題ないかを検証)
    • 次の4日間:
      • Salesforceからのデータ抽出(最終便)、データ移行作業の実施、移行後の追加作業の実施と検証、リリース
    • リリース後もSalesforceのライセンスが満了するまでに1ヵ月程度あるため、当期間をバッファとして必要な追加作業に当てる。

おおまかには、これくらいの日程で出来るだろうと推測しましたが、実際にやったことがなかったため、最初はツールや技術仕様の調査を進め、理論上問題ないことを確認することにしました。

作業状況など必要な情報は、社内SNS (Chatwork)に発信し、ドキュメントは社内共有ドライブのGoogle シート上に掲載し共有しました。

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