Salesforce から ZOHO CRMへの移行-6

タブ-ファイルの関連付け

移行データ(Zip、CSV)のアップロードが無事に完了したら、次へ  ボタンを押します。

ZOHO がファイルを読み込んで、インポートの準備を完了するのを待ちます。

問題なく処理が終わると

タブ-ファイルの関連付け 

という画面が開き、以下の仕分けが自動でされているのを確認できます。

  • 関連付けられたタブ(個数)
  • 関連付けられていないタブ(個数)
  • 対応していないファイル(個数)

ここで、まずタブとファイルの関連付けが妥当かどうかをレビューします。

例えば、取引先は Account.csv  に関連付けられたということが確認できます。

ここで、Salesforce側は API名 で ZOHO CRM側は タブ名そのもの

※ 以前、 APIでZOHO CRMからデータを取り出したときに、項目名=ラベル名を直接指定したことを思い出しました(ZOHO CRM 試してみた #7)これはこれで、仕組みとしてはどうかと思ったのですが、SalesforceのAPI名も「これ何 ?」という感じで分かりにくいですね。。。

当作業では、パット見た目は、タブ名なので分かり易いです  (^^;

今回、「納入商品」は、標準オブジェクトの Asset.csv に関連付けられていましたが、実際は カスタムオブジェクトから抽出した Asset__c.csv なので、手操作で変更します。画面を見ながら簡単にできますよ。

「対応していないファイル」というのは、ZOHO CRMがサポートしていないファイルと同義と思います。

例えば、フィードデータとかがこれに該当するのでは。

詳細はあまり追いかけていない(今回はその必要がない)ので、あくまで感覚的に感じた感想ですが・・・

★ Salesforceで作成したカスタムオブジェクトは、ZOHO CRM上で カスタムタブを作成して、こちらでマップすれば問題なく移行できました (^^)

ちなみに

  • ドキュメントは Contentversion.csv に関連付けられ
  • 添付は Attachment.csv に関連付けられていました

※  実際にインポートしてみて、後で分かったのですが、ZOHO CRMの 「ドキュメント」に大量の画像データ(アイコンとか意味不明のパーツ類を含む)がインポートされてまして。これは、やはり Contentversion.csvのリソースなのか・・・?  確認した限り業務的には意味がないものばかりでしたので、「ドキュメント」にインポートされたデータはすべて削除しました。

※ 関連付けられたタブのアイコンをクリックすると、当該タブの項目のマッピング概要を確認することができます。ここで、日本語文字が化けていたら、そのまま進めても、文字化けデータがインポートされてしまうので、もう一度前に戻って、正しく文字コードが認識されるよう、文字コードを指定する必要があります。 項目の関連付けは次のステップでやりますので、ここではパット見た目の確認程度で問題ありません。

タブとファイル(CSV)の関連付けに問題ないことを確認したら、次へ を押して

項目の関連付け

に移ります。

 

注)当ブログの基になるソフトウェアのバージョンは2020年12月時点のものになります。

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